ingramout’s diary

どうも、僕です。

【雑談.002】受け入れること、受け入れられること

去年の終わりの方に、配信で知り合った人から

「なんかよく最近聞くな~」と思った話題に

「自分の好みのジャンルの配信じゃないと観に行かない」というものがあった。

 

もう少し細かく言えば、自分の好みのジャンル(STG・アクション等)や

もしくは特定のソフト(ゼルダ・マリオ等)を配信で扱っている場合のみ

その相手の配信を観に行くというもので、

もっと早く言えば「それ以外のことやっても観に行かねーぞ」宣言なんだよね。これ。

 

 

 

去年の秋口ぐらいから、STG界隈の人と知り合う機会に恵まれていたので

それ以降に出来た知り合いもほとんどそういう人だったんだけど

そういう宣言をしていなくても、好きなものの時しか来ないって人は割といて

自分の選ぶソフトがよほど合わないとか、

配信内容や自分の姿勢が気に食わないっていうのもあると思うけど

それにしても本当に全然来ないんだな~と思って驚いてる。

 

 

 

え、だって、単純に、自分がそれされたら嫌じゃないの??

 

自分の肯定される部分より否定される部分の方が圧倒的に大きいんだよ??

「お前のその部分はどうでもいいし知りたくない」って言われてるようなもんだし。

 

 

 

自分はそもそも、「これ人にされたら嫌だな」ってことは

なるべく自発的にやらないように日頃から気をつけている。

 

誰かからそういう扱いを先に受けた場合は、その人にも同じ扱いをするけどね。

そうしようと思って自発的にそうするようなことはまずない。

先にそうされた場合の反撃・仕返しとして同じことをやり返す。

 

 

 

「自分の好きなことをやってる時しかその相手についていかない」というのは

ちょっと都合が良すぎると思うんだよね。

 

そんなのゲーム以外の趣味とか、性格や考え方にしても同じで

誰に対してだって合う部分・合わない部分って少なからずあるじゃん。

 

それを「それ(そいつの好きなもの)以外合わないから全部バッサリ」っていうのは

基本的な人間関係を築いていく気すらないように思える。

 

 

 

たとえば、じゃあその「配信」を「飲み会(メシ)」に置き換えてみて、

誰か一人が自分の全く関知しない世界、もしくは趣味の話なんかを始めたら

他みんなで無視して別の話を始めるの?

 

知らない・興味ない話だからってテキトーに相槌打って聞き流すの?

話合わんしもうコイツはメシ呼ばんとくかな、って思うの?

 

それ以外の部分では合うこともいくつかあるのに?せっかく知り合ったのに?

 

え、普通そこまでするもんなの?

 

 

 

自分は大体どの趣味に対しても広く浅く色々情報を入れるようにしていて

「一つのもの・ことだけに長く深くこだわらない」パターンが多いので

配信に関しても、ずっと一つのジャンル・特定のソフトだけでやるのは厳しい。

 

 

たとえば、STG配信だけをずっとやるっていうことは自分には出来ない。

 

なぜなら、知り合いにSTGがそこまで好きじゃない(嫌いなわけではない)って人もいるし

しかし、その人はそれ以外のジャンルでなら大体どれでも観に来てくれるので

STGばっかりを続けてしまうとその人が離れていってしまうかもしれない。

 

その人はそれだけ自分のことを広く受け入れてくれてるので

自分もそういう人の為になら出来るだけのことをやってお返ししなきゃなって思う。

 

 

 

種類を問わずに「とりあえず配信やってたら観に来てくれる」っていうのは

自分という人を見て受け入れてくれてるってことなんだよね。

 

それは自分にとって最高の扱いというか、それ以上に嬉しいことはないんだけど

こっちが受け入れようとしてるのに受け入れてもらえないようだと

やっぱその人とそれ以上仲良くなるのは諦めちゃうよね。

 

 

 

誰かと配信を通して知り合った時、自分は相手の得意な範囲を見極める為にも

何の配信をやっててもとりあえず様子見しに行くことが多い。

 

どういうジャンルが得意なのか、放っといても喋るのか(コメント投入の度合い)、

ゲーム以外の趣味は何なのか、どういう考え方や反応をする人なのか、

他にもゲームソフトの選び方や進め方なんかでも結構見えてくる部分がある。

 

 

 

自分がまずそうなんだけど、一番得意なジャンルは勿論STGではないし

その誰かさんも、その知り合った時やってたこと以外に

もっと得意なことがあるかもしれない。

 

それを「STG以外わからん」みたいに言って相手のすることに興味を持たない、

理解しようとする姿勢すら見せないというのは

やっぱりちょっと横柄というか、見下されてるんだろうなと思う。

 

 

相手と同じ土俵に立つ気が無いというか、

相手を自分の隣に立たせて自分と同じく扱う気が無いというか。

 

「お前ひとりいなくても何も困らんからね」ぐらいに言われてる感じもするけど

「自分に対して同じことをされても文句は言えない」ということでもあるよね。

 

 

 

「周りの人みんなに合わせてるほど余裕も時間も無い」っていう考え方もわかる。

社会人になったり家族が出来たりすればなおさらそうなっていくだろう。

 

それはわかるけど、周りの人はみんなあなたに合わせてるよな。

 

「この人いつも来てくれるなぁ」って人が周りに1人や2人いるはず。

それなのに自分は周りに合わせる気は無い。

 

それを横柄と言わずして何と言うのかな。

 

 

 

なんか、人ひとりと仲良くするのがそんなに難しいことなのか?って思うよね。

 

しがらみのある場所での人間関係ならまだしも、

個人的な趣味の配信で知り合った相手なんて、しがらみゼロなわけじゃん。

 

それなのに、自分の物差しに当てはめてからでなきゃ付き合っていけないとか

他人のことナメすぎというか、どうでもよく考えすぎというかね。

 

「そんなでもグチグチ言われない気楽な付き合いがしたいわぁ~」って?

それで気楽でいられるのお前だけじゃねーか。どんだけ利己的なんだよ。

テメーが優越感得る為に他人を道具にすんなや。

 

 

 

別に、毎日何時間も配信するのを何もかも全部観に来いって言うんじゃなくて、

そのうちの10分20分とかでもいいわけじゃん。

 

ちょっと挨拶してさ、昨日何してた~今日どうだった~、とか。

じゃあこれからごはん作るからまたね~、とか。

 

それぐらいのことすら、「自分の好きなことやってない相手」になると拒否してんだよ。

そりゃそんな姿勢でいるのがわかったらこっちもやる気無くすんだって。

 

 

 

前からずっと言ってることだけど、

自分は何かを一方的にするのもされるのも好きじゃないので

「自分の配信を観に来てくれない相手」の配信も原則的に観に行けない。

 

それはもう自分の中の「ブレちゃいけない部分」だから。

相手にされてないのについていくとか、惨めで情けなさすぎるから

 そこまで自分を下げたくない。

 

 

 

まだそこまで仲良くなっていない相手なら

最初しばらくはどちらかに一方的になることもあるかもしれないけど、

知り合ってしばらく経ってある程度わかってきたうえでそうなると

「あぁそういうことなんだな」と。

 

「お前のそれには興味が無い、別に観たくない」ということなんだなと。

 

 

 

 

「忙しい」とか「好きなゲーム以外じゃ観に行かない」みたいなのは

人間関係で優位に立って楽したい為の口実だと思うんだよね。

 

いやだって、極端すぎるじゃん。

 

いくらでも時間あるのにメールや既読の返事をしないのと同じだ。

返事をまめにすることで相手の土俵に自分が下ろされる感じがして嫌なんでしょ。

自分が一番かわいくて優先したいから。いつも優位でいたいから。

 

「時間があるのにその人の為にそうしない」「相手に合わせてやる気が無い」なんて、

そんなのは人間関係が破綻を来している。

 

 

 

知り合って、フォローし合って、配信を介して会話もたくさんしたうえで

自分が「受け入れられない」という判定を受けるのはすごく残念だ。

 

その相手に対して同じことをして返さなきゃいけないのも残念だ。

そこはブレちゃいけないからな。甘やかす必要も無い。

 

 

 

自分がどれだけ相手のことを受け入れよう、

そうすることで自分も受け入れてもらおう、と思っていても

相手に受け入れる気が無い時点でもう無理なんだよ。

 

滑稽な独り相撲だ。

 

 

 

「仲良くなれそうな相手」を見極めるのも本当に難しいね。

あの界隈の人らとはほとんどそうなれない気がしてる。

 

極端な人が多すぎる。

 

 

 

普段から「(〇〇)友達が少ない」みたいに嘆いてる人は

まず自分から受け入れていく姿勢を見せていかないとね。

 

自分もそうだけど、今までそういう姿勢を見せてこなかったか、

自分を優先しすぎたかで友達が少なかったって自覚があるんでしょ?

 

 

全部受け入れて全部理解しろって言ってるわけじゃなくて

「自分がそうしてほしきゃ人に対してもそうしてやりな」ってだけじゃん。

「やられたくないことはやらないようにしような」ってだけじゃん。

 

そんな基本的なことすらする気が無いんだったら

そりゃ人間関係も長続きしないよ…

 

 

受け入れることってそんなに難しいことなのかしらね…