ingramout’s diary

どうも、僕です。

【ゲーム.004】ACゲームへのスタンスについて

一つ前の記事でも話したんだけど、

自分のゲーセン通いにおいてまともにどっぷりハマったジャンルに

「格ゲー」と「音ゲー」の2つがある。

 

あらましは一つ前の記事に書いたんだけど(※2回目)、

「格ゲー」については、スト2時代からの2D格闘、

鉄拳やバーチャに始まる3D格闘の'04年代ぐらいまでのほとんどを、

音ゲー」については、ビーマニ5鍵の2nd~FINALのほぼ全て、

ビーマニ7鍵の2nd~8thぐらいまでを熱心に遊んでいた。

 

 

細かい話をすると、格ゲーについては基本的にどの時代でも

「(100円で出来るだけ長く遊びたいから)あんまり乱入されたくないな」

って感じの気持ちでいて、対戦は実際にあまり得意じゃなく

生涯戦績で言うとたぶん2割ぐらいしか勝ってないと思う。

 

どっちかっていうとコンボを追求する方が好きで、

周り全体がいわゆる「待ち」や「ハメ」を忌避する方向にあったので、

主にコンボ練習に精を出すことが多かった。

 

 

スト2系や鉄拳・バーチャ系なら一通りのコンボは大体出来たし

家庭用を買ってきてキャラごとの研究を熱心に重ねたり

マーカプの永久コンボなんかも難しくないものは普通にやっていた。

 

バーチャで言うと、自分はほぼアキラしか使えなくて、

未だに独歩頂膝は安定して出せないけど

投げ三段(崩撃雲身双虎掌)や立ち白虎は今でも普通に出来る程度。

 

カプコン系の真空波動拳コマンドとかは昔から割と得意で

その辺の基本的なコンボなら今でも普通に出来る程度。

 

 

音ゲーで言うと、かなり長い期間とお金をかけたけど、

特別目立つほど上手くはなれなくて

5鍵だとDRUNK MONKY(A)がちょうどクリアできない程度、

7鍵だとエキスパートコースによってはAAAが時々出せたりした程度。

 

5鍵はそういう超級難易度の曲はいくつか最後まで出来なかったけど、

7鍵はクリアだけならそこそこ出来たし、曲単位でならAAAも出てた。

大得意な曲なら当時のランカーにも負けないスコアが出たりしてた。

(まぁ1-99でそれ以外全敗って感じだったけどね)

 

ここ12年ほど1ミリも触ってないので、今はもう全く出来ないと思うけどね。

 

ちょっと前に家ゲーで「ペルソナダンシング」シリーズが出たので

買ってちびちびやってたけど、あれはまた違った種類の難しさだから。

 

 

 

格ゲーのスタンスについては、最初にも話した通り対戦メインではなく、

CPU戦でも決めたいコンボを決められたら気持ちよく楽しく遊べたので 

カジュアルに毛が生えた程度だと思う。

 

音ゲーのスタンスについては、もう少し深く掘り下げていて、

ランカーレベルの知り合いが近場にいたこともあり

AAAの出せるエキスパートコースを増やそうと努力していた。

 

 

曲単位でならそのランカーたちにも引けを取らなかったこともあり、

「ひょっとしたらマトモに努力すりゃ結構どうにかなるんじゃないか」

って希望を持ちながら毎日ゲーセンで練習していた。

 

そのランカーに上手くなったところを見せて脅かせたかったし、

単純にその上手さが元で知り合いが出来る可能性もあっただろうから

とにかく上手くなりたくて色々やっていた。

 

それに、鍵盤を叩く時にバチンバチンと小気味よい音を出しながら

ピカピカGREAT判定もたくさん出せる方が単純にカッコいいと思ってたので

リアラーよりもだいぶスコアラーよりのスタンスだった。

 

 

当時の7鍵作品ではまだオプション選択に自由度が無く、

たとえばハイスピード(以下HS)3でスタートすると

4曲ないしは5曲の最初から最後まで全てHS3のままだったので

遅い曲と速い曲を一緒に選んだりすると大変だった。

 

そのランカーの知り合いは、アクリル下敷きのようなものを使って

筐体上部の網の部分からフックとクリップを使って吊るして固定し

「人為的なSUDDEN状態」を自前で作っていつも遊んでいた。

 

ハイスピード(ゲーム速度)の調整=自分の反応とのバランスで、

HS3でもBPMの低すぎる曲はそれでも遅く押しにくく感じるし

HS1や2でもBPMの高すぎる曲は反応が難しかった。

 

それをHS調節以外にちょうどよい具合に調節出来たのが

そのアクリル下敷きを天井から吊るすというもので、

そのおかげでHS2.5状態や3.5状態を作り出すことも出来たんだよね。

 

出来たんだよね、って自分がやってたわけじゃないけど

やってた理由としてはって話ね。

 

 

そういうランカーレベルの人でも日頃から熱心に練習してる姿を見て、

自分もやるなら生半可じゃダメだよな~と思って真剣に遊んでた。

 

自分はちょっとした一芸みたいなものを持ってる人に憧れてたので、

SUDDEN・HIDDENをそれぞれ練習したり

ステルスの練習をする時期もあった。

 

まぁステルスについては、いつでも「見える」わけじゃなくて、

常時ランダムが基本ゆえに1面で普通にしんだりもしてたんだけど

B4U(A)やSafariをランダムで一度ずつクリアしたぐらいの記憶はある。

 

「ランダム出来てすごい」じゃなくて、ただ単に

「ノーマル譜面でスコア出せないっ子」だっただけなんだけどね。

 

左手でリズム取るのが苦手だったのかもしれない。

 

 

 

 

ここからが本題なんだけど、格ゲーや音ゲーに夢中になってる頃は

「周りと自分とを比較することがあまり無かった」んだよね。

 

自分と同時期のクソ中坊の頃に格ゲーを始めて

自分よりずっと強くて対戦でも勝ってる奴がいたけど、

ゲーセンでお金かけて身内対戦することがまぁまず無かったし

「なんでオレより上手いねん」とは思いつつも悔しくはなかった。

 

音ゲーに関しても、知り合いになった人はみんな

「自分より極端に上手いかそうでもないか」のどちらかだったので、

自分と並べて比較するような相手もおらず、平和っちゃ平和だった。

 

同じ曲のスコアで負けてたりして悔しい部分も無かったわけではないけど、

そもそも「自分よりも上手い人を強く尊敬する」のが自分の中で自然だったので

自分は自分でマイペースに頑張っていこうって感じだった。

 

 

 

これからもそういうスタンスで過ごしていくんだろうな、と思っていたら

最近STGを始めてからその辺の感覚がそうとは違ったんだよね。

 

自分が日頃話を聞いたり配信を観に行ったりする相手は

基本的に自分よりずっと前からSTGをやってる先輩ばかりなんだけど、

まぁ~その人たちに負けてる自分が悔しくてたまらない。

 

 

 

自分はSTGに関しては冗談抜きに初心者で、

ゲーセン通いをしてた頃もSTGにお金をかけたことはほとんど無かった。

 

ツイッターなんかでも前に話したことがあるんだけど、

ハタチ前ぐらいにやった「グラディウス2」で1面も越せなかったどころか、

ボスにも辿り着けず、始めて2~3分で残機が全て無くなってしまって

それからSTGで遊ぶのが怖くなってずっと避けてたんだよね。

 

 

18歳ぐらいの頃に出た彩京の「ゼロガンナー」ってソフトだけは

なぜか100円で結構先まで進めて好きだったんだけど、

これまでに家庭用移植が一度も行われてないのが疑問だったりするけど。

 

「ゼロガンナー2」は少し前に「彩京Shooting Library」として

Switchに移植されたっていうのに。どうしてかしら。

 

 

 

まぁそれは良いとして、とにかくあらゆるSTGを避けて通ってたんだけど

「やっぱりこのまま味わわないのはもったいないよな」って一念発起して、

PS4版「ケツイ」をいきなり購入したんだよね。

 

弾幕どころかSTG自体がほぼ初心者同然な自分にとって

ケツイ」はまともに遊べるようなシロモノではなく、

2018年末に買って数度遊んで以来、翌年の夏頃まで放置されちゃうんだけど。

 

春に買ったまま放置してた「コナミ・アーケード・クラシックス」なんかも

その夏頃にとりあえず1本1回ずつぐらいはクリアまでやって、

あとは好きになったソフトだけちゃんと練習しようって感じになった。

 

ケツイ」についても夏以降は割とマトモに練習をして、

最初は2面ボスに引っかかってどうにもうまくいかなかったのが

とりあえず5面攻略を一通り考えるぐらいにはなった。

 

 

 

昔と今の自分を比べるとSTGの腕は上達はしてきてると思うし、

虫姫さま」のオリジナルモードのように1CC出来るソフトも出てきたので

確かに少しずつマシになってきてはいると思う。

 

けど、やっぱり自分を他と比較するクセが治らない。

 

 

 

同じソフトで同じ配信サイトから配信してても

自分より他のプレイヤーの方が人を集めてたりするし、自分としては

STGの腕だけじゃないそれ以外のもの」もそこに関係してると思ってしまって

かなりの劣等感や悔しさをその都度味わう。

 

 

確かに今はそんなに難しいことは出来ないし、簡単な場面でのミスも多い。

プレイの合間合間にする雑談も他の人は面白みを感じてないのかもしれない。

趣味や会話の波長が視聴者の人たちと全く噛み合ってないのかもしれない。

 

それにしても、「同じことをやってて自分だけ人を集められない」というのは

やはりものすごく悔しいというか、むしろ屈辱的にすら感じる。

 

 

 

正直な話、今のTwitchやYouTubeのアカウントを捨てて

「全く違う場所でまた1から始めようか」みたいなことも思ってしまうぐらい。

 

Twitchでは「見えてしまう」情報も多いので、

そういうところをつい色々見て自滅してしまうというか。

それが嫌でやめようかと思っちゃうぐらいなんだよね。

 

まぁこうやって言ってるうちはやめないと思うんだけどね。

 

 

 

格ゲーや音ゲーでは周りと比較することはほとんど無かったはずなのに、

最も遅くに始めて経験も浅いSTGでそうしてしまうのは何故だろう。

 

「認められたい」っていう承認欲求が強く出てるのは間違いないけど、

「なんで出てくるのか」じゃなくて、「なんでそう思うのか」なんだよね。

 

 

まぁたぶん、「(STGに限らず)なんかコイツに負けたくないな」みたいなのが

あるんだと思うんだけどね。

 

STG自体に対して思うところがあるんじゃなくて、

周りで見かける人単位でライバル視したり嫉妬したりしてるのかもしれない。

 

かもしれないというか、まず間違いなくそうなんだろうな。

 

 

 

そういうのもあったり、とある新作STGのシステムが気に食わなかったりで

ここ数日は配信では全くSTGをやらずに、というか

今後も当分は配信ではSTGをやらないだろうなって感じでいる。

 

練習自体は色々と裏でコッソリやってはいるので、

STGを全く触ってないわけではないんだけど、表立ってやるのもなんだかな~。

 

 

 

本当に正直な言い方をすると、

「なんでこんなパンドラみたいなのを使って配信してるような奴らに

正規に新品ソフトを手に入れてやってるオレが負けなきゃいけないんだろうな」

って思ってたりもする。これはかなり強く。

 

 

 

パンドラ(ボックス)っていうのは、某国製の

「年代・国籍問わず?様々なアーケードゲームが1000~2500本ほど入ったモノ」で

アマゾン等で普通に2~3万円出せば手に入れられちゃうモノなんだよね。

 

 

 

そういうソフト?ツール?を使って配信で人を集めて、

それキッカケでサブスクを受けてるような奴も何人か知ってるけど、

どこからどこまでが合法・違法のラインなのか自分には詳しくはわからないし

違法だったとして誰にどこまで責任があるのかも詳しくはわからない。

 

ただ、それが正しくないということだけはなんとなくわかる。

だから自分は買わないし、裏で個人的にコッソリ遊ぶようなこともしない。

メーカーさんがそんなことに巻き込まれたうえに1円の得もしないような

違法もしくはグレーなやり方が好きじゃない。

 

「中古でしか手に入らないモノ」を買う時以外は

なるべく新品で(出来ればセール外で)買うのが

メーカーさんに対する「発売してくれてありがとう」の意思表示かなと。

 

 

そいつらに対して自分がどういう気持ちでいようと

自分以外の人は結局「自分(視聴者)が楽しけりゃなんでもいい」って気でいるし、

自分がこれからも配信を続けようとやめてしまおうと、

配信サイトがそういった時の詳細をルールに定めなきゃ何も変わらない。

 

それはわかってるが、それにしても悔しいんだよ。

なんでそいつらよりオレの方が苦しまなきゃいけないんだと。

 

そいつらの方が配信自体をあまり感情的にならず無難にやってるってだけで

「〇〇さんはイイ人」みたいになるのも正直ムカつくし。

 

 

 

まぁ自分が普段やってるPS4・STEAMゲー・レトロゲーの配信についても

ひょっとすると「本当はメーカーが認可してない」ってパターンもあるかもなので

人の事ばかりを一方的に言えた義理ではないんだけど、

なるべくそのソフトの公式サイトや公式SNSアカに確認を入れて注意はしている。

 

ただ、今後も何かしら配信を続けていくとしても、

配信に使ってもいいソフトかどうか調べてもわからなかったとしても、

「(メーカーさんに)怒られるまではやっていいんじゃない」みたいな気持ちでいるのは

そのパンドラ連中と何も変わらず同族嫌悪するみたいなものなので、

そこには本当に気をつけていかなければ。

 

「売ってるなら買ってもいい」

「配信出来るならしてもいい」

みたいな、自分の行動に責任を持たないような人間が本当に嫌いだからな。

 

自分も絶対にそういう風になってはいけない。

 

 

 

いつになったら「楽しい」って自然と思えるようになるだろうな。

STG以外のゲームなら楽しいんだけどな。

 

STGでもいつもそう思えるようになりたいな。