ingramout’s diary

どうも、僕です。

【ゲーム.003】過去のゲーセン通いについて

自分はこれまで、家ゲーについてはあらゆるジャンルのものを

30年以上に渡って数百本遊んできてるんだけど、

アーケードゲームもそこまでではないけど15年ほどは遊んできた。

 

具体的に言うと、13歳~25歳ぐらいまでゲーセンで熱心に遊んでいて

1年365日のうち350日はどこかしらのお店に顔を出すほどだった。

(行かない日は病気で寝込んでるとか遠くの親戚の家に行ってる時ぐらい)

 

まぁ熱心だったのはそれまでで、それから数年はいくらか緩やかになって

最寄りのお店が退店を余儀なくされるまでの間、機会を減らして通っていた。

 

 

というのも、大手パチンコチェーンがそのゲーセンのあった土地の持ち主と

「(ゲーセンより)賃料を多く払うから」みたいな形の交渉をして

買取されたというか、追い出しに遭っちゃった感じで。

 

20年ぐらい続いてたお店だし、売上が悪かったわけでもないのに

お店を閉めなきゃいけない流れになっちゃって、

そこのお店では店長さんや店員さんにかなり仲良くしてもらってたから

当時しばらくは悔やみきれない気持ちでいっぱいだった。

 

13歳の頃から、まぁそのお店に全く行ってない時期もあったとはいえ、

良くも悪くもたくさんの思い出や出会いのあった場所だからね。

 

 

で、13歳まで自分の中ではゲーセン遊びなんて選択肢になかったけど、

(ごくたまに足を踏み入れることはあったけどお金は一円も使わなかった)

その頃既にゲーセン通いをしていた友人と仲良くなってから

自分もゲーセンに通うようになったんだよね。

 

近所に中学校が3つあるうち、ちょうどその校区が重なるところに駅があって

そこの駅ビルにあるゲーセンを拠点にしてたんだけど、

(「三つ葉葵」の中心にそのさっきから言ってるお店がある感じ)

うちがA中学校だとすると、同じ平地に隣のB中学校があって、

駅の向こう側のちょっと高台にC中学校があって、

平地にあったA中とB中は自然と仲良くなってお互いみんな友達だったけど

高台のC中とだけはあんまり干渉し合わなかったんだよね。

 

気に入らない奴がいたとか特にそういうわけじゃなかったけど、

なんかちょっと異質な空気を感じていたとかかしら。高台の人らだから。

 

 

その13歳ぐらいの頃からC中にずっと顔見知りの人がいて、

その人とは時々スト2とかKOFとかで対戦してたんだけど

1学年上だったかな、その人とまともに口をきけるようになったのは

その遥か10年後の2002年頃、バーチャファイター4が流行った頃で。

 

そのお店と別の深夜ゲーセンでたまたまお互いを見つけて

「自分、あの店のあいつらやんな?(くっそ地元民トーク)」

みたいな感じで声かけてくれて、やっと話すようになったんだよね。

 

いやまぁ実際にはもっとマイルドな物腰で、

思ってたよりもずっと穏やかというか、ファニーな人だったから

それからしばらく深夜ゲーセンで会う度に仲良くしてもらってたな。

 

 

C中の連中とはそんなだったけど、B中の連中とはもっとどっぷり仲良くて

A中・B中それぞれのゲーセン通い連中15人ずつみんながみんな

特に敵対することもなく最初からすっと仲良くなれたんだよね。

 

自分らの時代って、何かあるとケンカで決着つけるみたいな空気がまだあって

(ビーバップハイスクールとか特攻の拓みたいなノリがマジであった)

実際にABC中とはもっと別の中学とはケンカしに行く連中もいたりして、

「他校と積極的に仲良くしにいかない」みたいな空気も強かったけど

なぜかB中の連中とは同じ学校に通ってるみたいに仲が良かった。

 

見かけるほとんどの奴と知り合いになってたけど、なんでかはよくわからない。

 

 

その時の連中も8割は高校に上がる頃にはゲーセン来なくなっちゃって、

一部のマジにアーケードゲームが好きな連中だけはそれからも来てたけど

大学とかの頃になるとまた散り散りになったり趣味が変わったりして、

最終的に「まだ地元にいて本当にアケ好きなゲーマー」だけが残った。

 

もしくは、「そこにしか居場所が無い」と感じてた連中かな。

 

今でもその時の知り合いの一部とやりとりをすることがあって、

そういう昔からのお互いを知ってる縁が続いてるのはそれだけで嬉しい。

 

 

ゲーセンでは、若い時は潤沢に遊べるお金が無かったけど、

昼食代を削ったお金で50円ゲーセンに行ってスト2を何回か練習したりして

「よくそんな少ない手持ちで毎日遊びに行ってたな」って感じだった。

 

初代スト2以降、近場のお店にあった格ゲーはほとんどかじったけど

ちゃんとお金かけたのはターボ前後のスト2、バーチャ2・4、

マーカプ1・2、ストゼロ2、スト3(3rd)辺りだったと思う。

 

まぁそれでも対戦で何連勝もできるようなことは稀で、

対戦で勝つことよりもコンボをキレイに決めたりする方が好きだったので

今でも「コイツやっとったな」感はあると思うけど特に強くはなかったな。

 

 

他にも熱心にやっていたのは音ゲー、特にビーマニの5鍵・7鍵で

最初に始めたのは5鍵の2nd MIXが流行ってた頃だから、'98年代の中頃。

 

ある深夜ゲーセンで夜な夜なたむろしていた頃に、見たことのない大きな筐体が

なんだかやたらノリの良い音楽を毎晩大音量で流していたんだよね。

 

その頃、遅まきながら自分は音楽に興味を持ち始めていて、

(音楽というかほぼハードロック・ヘヴィメタル限定なんだけど)

かもたまたまその頃よく遊んでた友達が2nd MIXを好んでやっていたので

それを横で観てるうちに興味が出てきて自分もやり始めたんだよね。

 

小学生の頃に「お前、歌ヘタやな」って人に言われたことがあって、

自分にはそういった音感のようなものは備わっていないんだと思い込んでいて

「自分のリズム感を晒すのってなんか恥ずかしくないか」って感じで

最初は戸惑ったんだけど、そのうち慣れてくるとこれが本当楽しくて。

 

(ちなみに自分の歌はニコ動のこちらにあがってます。ヘタかな?)

 

やり始めの頃しばらくは「20, November」もまともにクリア出来なかったけど

いつからか何故かコツをつかんでクリア出来るようになって

そこからはなんか一気に色々できるようになった気がする。

 

2nd MIXに慣れて以降、3rd MIXやComplete MIXにも当然手を出して

そのうち難しい曲もクリアだけなら出来るようになってきたので

'00年代に入った頃には7鍵にも手を出すようになった。

 

 

7鍵をやるようになった頃、携帯電話やインターネット、または

個人ホームページの掲示板などがかなり普及してきて、

情報源に乏しかった当時、とにかく色んなところに顔を出して書き込んで

日本中の音ゲー友達を作ることに奔走していた。

 

他県のゲーセンへ出向いてネットでの知り合いと会って一緒に遊んだり、

遠近問わず音ゲー関連のイベント(オフ会)に顔を出す機会がかなり多くなり

自分の人生において最大の人脈があった時代だった。

 

近県だけど、車や400ccバイクで片道数十分かかる奈良県のゲーセンへ

週3ペースで通って夜中から朝まで遊んでいた時期もあった。

 

ゲーセン通いしてた時期全体であの頃が一番楽しかったな。

奈良の人たちはみんな優しく仲良くしてくれて大好きだった。

 

 

そんな感じで、音ゲーを始めてからは完全に音ゲーメインになって、

その間の格ゲーはCPU戦程度しかほとんど遊ばなくなり

しかもネットでMMOが流行り始めてからはその音ゲーもやめちゃって。

 

特にラグナロクオンライン(以下RO)にハマってからはそればっかりで、

「面白いし、知り合いも出来るし、ゲーセンほどお金もかからないし、

天候も関係ないし、24時間遊べるし、この世界にいればもう言うことないな」

って感じに、ROを含めたネットのMMOにハマりすぎてしまって

ゲーセン通いをやめたことで人脈もぜんぶ途絶えちゃったんだよね。

 

 

厳密に言うとROだけじゃなくて、テイルズウィーバーやECOもなんだけど

細かい話をすると色々ありすぎてキリがないので、それはまた別のお話。

 

 

それでも地元のいつものお店なら自転車で片道5分ぐらいで行けるし、

行けばいつも大体誰かしらいる、いなくても店長や店員と喋れる、なので

重宝していてそこに通うことだけは完全にはやめなかった。

 

まぁ本気でアーケードゲームやるって感じではなくて、

どっちかっていうと友達に会うのが目的でゲームは何でもよかったんだけど。

 

 

その地元のゲーセンも先述の通り、28歳の頃に閉店してしまって 

そこで一気に萎えたというか、ゲーセン自体に全く興味が無くなってしまって

深夜ゲーセンなんかにも年に1~2回しか行かなくなった。

 

まぁその深夜ゲーセンで遊べる知り合いが単純に減ってたのもあるけど、

ちょうどその頃にずっとヘヴィに吸ってたタバコを禁煙してやめたので

あんまりその空気に触れたくなかったっていうのもあった。

 

せっかくゲーセンでもタバコでもお金使うことがやっと無くなったのに、

「これでまたぶり返して元に戻したくないな」って気持ちが強かった。

 

それ以降今まで、近場のゲーセンはバタバタと閉店していき、

もう1年にたった1回どこかのゲーセンに入るということも無くなった。

 

名残惜しくもあるけど、それが時代の流れでもあったのかな~と思う。

 

 

今回はとりあえず「こういうことがありました」って設定を話すだけで、

まぁ細かい事件について話すとキリがなくなっちゃうので

(ていうかヤバすぎて話せないこともたくさんあるので)

とりあえずそれは置いといて、次の記事に続きます。